モバイルプリンスのファーウェイ王国in大阪 レポート MateBook編
12月9日に開催された「モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティングin大阪」ですが参加するには応募からの抽選ではなく選考ということで「これは厳しいかな…」と思っていましたが幸運にも当選できました。それもブロガー枠です。イベントではWindows 2in1タブレットPCの「MateBook」、SIMフリースマートフォンの「P9」が紹介されました。今回は物欲を刺激する雰囲気が充満する会場から「MateBook」を紹介します。
ファーウェイ王国 MateBook編
事前に触ったことはありましたが手にとって眺めただけなので本当の意味でのタッチアンドトライは今回が初めてになります。MateBookの紹介、スタートです。
「これほど詳しい仕様表は珍しい」ということでした。もう少し照明を落としてくれていたら綺麗に写っていたかも知れません。「最新なら最良でしょ」と考えているお気楽ユーザーでスペックはあまり気にしないのですが折角紹介してもらったので表にしてみました。
HUAWEI MateBook 仕様
項目 | 仕様 |
サイズ | 276.8*194.1*6.9mm |
質量 | 約640g |
画面専有率 | 84% |
CPU | インテル® Core™m3-6Y30/m5-6Y54/m7-6Y75 |
OS | Windows10 64-bit Home/Pro |
Huaweiプリインアプリ | MateTrans |
ディスプレイ | 12.0*IPS液晶,2160*1440 |
タッチパネル | 静電容量式,10-point,静電容量的ペンをサポート |
メモリ(RAM) | 4G/8G |
メモリ(ROM) | 128G/256G/512G M.2 SSD |
カメラ | 5M FF |
スピーカ | ステレオ |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac , 2.4GHz & 5GHz,MIMO |
Bluetooth | Bluetooth 4.1 with BLE |
センサー | 加速度,照度,ジャイロ,指紋,ホール |
コネクター | USB3.0 Type C*1,ヘッドフォンジャック*1 |
ボタン | 電源*1,ボリューム*2 |
バッテリー容量 | 33.7Wh |
チャージャー | 12V/9V/5V 2A アダプター |
キーボードカバー接続 | ポゴピン接続 |
ドック機能 | 入力:USB-type C 出力: 1*USB3.0 type C 2*USB3.0 type A 1* Gigabit Ethermet ポート 1*HDMI (2160*1440/60Hz ; 1920*1080/60Hz ; 3860*2160/30Hz) 1*VGA |
ペン | 2048 段階筆圧感知 |
ここでは若干スライドの順番を並べ替えてMateBookを紹介していこうと思います。
デュアルスピーカ、指紋センサ、キーボード
デュアルスピーカは動画を鑑賞する時に活躍してくれそうです。スマホよりも大きな画面でより良い音で動画を観れるのは「同じ性能なら画面が大きい方がいいやん?」とiPhone 6も7もPlusを選択している僕には嬉しいポイントです。
指紋認証でのロック解除ですがこれはいちいちパスワードを入力しなくても指先で触れるだけでロック解除できてしまいます。各社の指紋認証を経験していますがhonor 8の指紋認証でのロック解除のスムーズさに感動したのでMateBookの指紋認証も期待できそうです。honor 8の背面、丸型からMateBookはサイド、細長い形状でセンサーの面積が狭くなって指紋認証のレスポンスが気になりましたが実演されているところを見るとそんな心配は無用のようでした。
キータッチへのこだわりでキーストロークがクラス最高の1.5mmということで「パシパシ」という打鍵感を味わうことができました。メインがMacbookなのでキーストロークがほぼ無いマシンに慣れてしまいキーボード上で指の上下動が殆ど無く滑らせるように動かす「パシパシ」というより「カサカサ」という感じになっているのでこの感覚は新鮮でした。持ち運び可能なマシンでこのキーストローク、これは他のメーカーの似た用途のものと比べたくなりました。
大きなパームレストエリア、ガラス製トラックパッドも印象的でした。持ち運び重視のタブレットに取り付けるキーボードだから大したことないだろうという先入観を吹き飛ばす「広さ」を感じました。タッチパッドもMacbookほどの面積はありませんが慣れれば十分実用に耐えうるものに見えました。
処理能力、放熱技術、充電器、大容量バッテリー
高パフォーマンス、ということでラップトップと同等の電力消費でデスクトップ並みの処理能力を発揮するということですがそれでいて軽さ、薄さや丈夫さを追求していくのは大変なことですね。処理速度が優秀で軽くて薄くても強度や剛性が…となれば持ち運びに不安が出てきてモバイルという言葉が絵に描いた餅になってしまいます。今後も究極を目指して開発していって欲しいポイントです。
放熱技術についてはファンレスながらも熱伝導を考慮した結果、他者類似製品より2.8℃低いということで2.8℃という数値がどれほどものかはさっぱり分かりませんが考えられて工夫されていることが伝わってきました。各素材の熱伝導を良くして熱が籠らないようにしているということでしょうか。
スマートチャージャー(充電器)は端末と一緒に持ち運ぶなら出来るだけコンパクトなものがいいので今回の1/4という軽さになったということは大きな進歩ではないでしょうか。今後は軽さに加えてコンパクトさにも挑んで欲しいポイントです。
大容量リチウムバッテリーは容量もさることながら25%の節電を実現しています。自動車でいえば排気量が大きいだけでなく燃費も良い、といった感じでしょうか。
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MatePenとMateDock
ペンを越えたペン、MatePenですがペン自体にボタンがついていてページアップ、ダウンの操作とレーザーポインターが使用できます。MatePenを触っている時に自分の眼にレーザーポインターを照射してしまいました。
MateDockはふたつの映像出力(VGA,HDMI)、有線LAN接続(Internetポート)、周辺機器接続(USB3.0 Type A,C)がひとつに集約、MatePenも収納できるケースも付いています。コンパクトなモバイルマシン、MateBookのアクセサリもコンパクトにまとめることが出来るMateDock、持ち運ぶことにかなり比重をおかれたアイテムではないでしょうか。
タッチ、そしてトライしてみた
プレゼンを追うのに必死であまりゆっくり触れなかったのですが適当にMateBookとMatePenで絵を描いてみました。筆圧による線の太さや濃さの変化が実際に絵筆を使っている時のような感覚でした。絵心がないのが残念ですが落書き気分で遊べる気軽さでした。駆け足での紹介になりましたがMateBookのモバイルマシンとしての可能性を感じることが出来たうえに非常に物欲を刺激されてしまいました。軽く、薄く、パワフル、そして楽しいMateBook、2in1タブレットの有力な選択肢のひとつです。
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